この記事ではそんな疑問について解説したいと思います。
同じレザーを使用しているのか?
同じレザーを使用している訳では無く、仕入れ先が同じタンナー(製革業者)です。
各社によってグレードが違うので同じレザーを使用しているわけではありません。
ボナベンチュラで使用しているレザーは
①ドイツのドイツの老舗タンナー「ぺリンガー社」
②ヨーロッパで最高級タンナーと言われている「ヴァインハイマー社」
のレザーを使用しています。
ぺリンガー社
ドイツで1864年に創業した老舗タンナー。
ぺリンガー社の銘革と言えばシュリンクレザー(シュランケンカーフレザー)と言われ、別名ドイツシュリンクとも呼ばれています。
シュリンクレザーのシュリンクは英語で「Shrink(縮む)」という意味で、革の表面を縮ませることによってできるシボ(シワ模様)が特徴です。
また、発色の良さ、経年変化による退色がほとんどないと言われています。
ヴァインハイマー社
2003年にフロイデンベルググループから独立した比較的新しいタンナー。
ボックスカーフはカールフロイデンベルグ社が有名でしたが、ドイツの環境問題による制約で廃業しました。
そのカールフロイデンベルク社の製法を受け継いだのが「ヴァインハイマー社」です。
ヴァインハイマー社のレザーは高品質で撥水性が高く、バッグなどに使用する大きめな革の生産に特化しています。
80 以上の工程を経て製造されたレザーは、高級靴や革製品の世界有数の生産者の多くに高く評価され使用されています。
レザーにはグレードがある
部位やグレードによって、厚さ・耐久性・風合いなどが異なります。
値段にも違いがあり、そこがハイブランドとの差です。
シュリンクレザーは製作過程で革を特殊な薬品につけることによって、革の表面を収縮させ独特のシボを出した加工を施した革のことです。
レザーの中央部分はシボが細かく均一になりますが、端の部分はシボの大きさにバラツキが出てしまいます。
ハイブランド製品は中央部分のみを使用しているので、シボが細かく均一となっています。
つまり、中央部分を使用=価格も高額になるということです。
ナノガラスコーティング
ボナベンチュラで使用されているヴァインハイマー社のレザーにはナノガラスコーティング(撥水加工)が施されています。
これは、ヴァインハイマー社とボナベンチュラが共同開発した特殊な加工です。
レザーの製造工程によって施され、撥水はもちろん汚れがつきにくい仕様となっています。
ボナベンチュラオリジナルのナノガラスコーティング剤で、3~4か月ごとにお手入れすることによってコーティング効果が持続します。
まとめ
ボナベンチュラのレザーはエルメスと同じレザーを使用している訳ではありません。
しかし、世界のトップブランドも採用しているタンナーから仕入れ、確かな技術を持った工場のみで制作されています。
いくつもの工程を経て仕上がった製品は洗練されたデザイン、リーズナブルな価格で提供されることがボナベンチュラの魅力です。
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